アフラックもジャニーズ起用CM終了 「個人との契約への変更検討」

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 アフラック生命保険は14日、故ジャニー喜多川氏の大規模な性加害問題を受け、桜井翔さんを起用するCMの契約を終了する方針を固めた。13日にジャニーズ事務所が再発防止策などを公表したが、「抜本的改革を実施するには不十分と受け止めざるを得ない」として契約見直しに踏み切った。

 7日の同事務所による会見後、アフラックは桜井さんが出演するCMを休止したが、「関心をもって注視・対応する」と見直すかどうかの判断を見送っていた。契約終了の理由について「一企業市民として社会的責任を果たすため」としている。

 ジャニーズ事務所は13日、所属タレントが広告や番組などで得た出演料について、今後1年間、すべてタレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は受け取らない方針を発表した。アフラックは「再発防止、被害者救済、組織のガバナンス強化策の内容を確認したが、抜本的改革を実施するには不十分と受け止めざるを得ない」としたうえで、「タレント個人との契約に変更するなど、さまざまな可能性を検討している」という。

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