ジャニーズ会見NGリスト、運営会社が作成認める 事務所関与は否定

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宮田裕介
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 故ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡ってジャニーズ事務所が2日に開いた会見で、特定の記者らを指名しないための「NG」リストが作られていた。会見の運営を担った「FTIコンサルティング」(東京)が5日、朝日新聞の取材に作成を認めた。会見では挙手しているのに指名されないことに一部の記者らが反発。会見の運営を疑問視する声が上がっていた。

 FTIが作成を認めたリストと同一のものかは不明だが、ジャニーズ事務所も4日、取材に対し、会見2日前の会議で、FTIから取材メディアの「NG」リストを示されたと回答している。リストを見た事務所の役員が「当てないとダメですよ」などと指摘し、FTI側が「前半ではなく後半で当てるようにします」と答えたやりとりがあったとしている。事務所は5日、公式サイトでもこのやりとりを公表したが、このFTI側の発言は「では当てるようにします」と変更されていた。

会見の司会者にリストは……

 リストの作成や共有に対する…

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    木村裕明
    (朝日新聞記者=企業、経済、働き方)
    2023年10月6日0時17分 投稿
    【視点】

    危機管理を請け負ったコンサル会社が、クライアント企業の意向を確認もせずに、独断で「指名NG」の記者を選別して記者会見を運営するとは、常識的に考えにくい。  FTIコンサルティングが、会見の進め方についてジャニーズ事務所と調整し、司会者に「

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