「衆院として恥ずかしい。責任逃れられない」細田議長に立憲・安住氏
立憲民主党・安住淳国会対策委員長(発言録)
(細田博之衆院議長が議長を辞任すると表明したことについて)大変失礼な言い方だが、「まだまだお元気だからお辞めにならないでください」という気持ちは毛頭ない。ただ、(世界平和統一家庭連合〈旧統一教会〉との関係や、週刊誌で報じられたセクハラ問題で)疑惑が残った。きちっと説明をして退場してほしいというのが偽らざるところだ。
政治の世界で(三権の長である議長は)規範とならないといけない。これまでの質問や記者会見に応じないかたくなな姿勢は、衆議院として恥ずかしい話だった。反省を求めたいし、この先も責任を逃れられるものではない。あの方が退場なさって、新しい方を新たに選ぶのはまだマシだ。やはり「その任にあらず」だったのではないか。
旧統一教会に関しても、8回も会合に出て大演説をぶってらっしゃるのに「教会とは(特別な)関係はない」と。しかし状況的には、(旧)清和会(現清和政策研究会=安倍派)の会長として、(教団の組織)票をお願いをし、差配していたことは明らかだ。
(教団への)解散命令請求が出たが、細田議長から、安倍(晋三)元首相を含めて何十年にわたってどういう関係であったか、率直なお話を聞かせてもらわなければ、政治と旧統一教会との関係を断ち切ったことにはならないのではないか。
(細田氏が記者の挙手が続いていたにもかかわらず、会見を打ち切ったことを念頭に)もう質問はないですか。(わたしは会見を)断ち切りませんから。(記者会見で)
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