日本シリーズは59年ぶり関西対決 オリックスが3年連続進出決める

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 プロ野球は21日、パ・リーグのクライマックスシリーズ最終ステージが京セラドーム大阪であり、リーグ3連覇のオリックスが2位ロッテに3―2で勝って3年連続の日本シリーズ進出を決めた。

 レギュラーシーズン1位のアドバンテージの1勝と合わせて3勝1敗で迎えたオリックスは、一回1死一塁で森友哉が先制の右越え2ラン。六回には森の二塁打を足場に1死三塁とし、杉本裕太郎の左越え二塁打で1点を追加した。

 投げては先発の宮城大弥が緩い変化球を効果的に使い、少ない球数でテンポのいい投球。6回を76球で無失点にまとめた。

 ロッテは0―2の六回に先頭の荻野貴司が二塁打を放ったが、後続が凡退。八回、藤原恭大の右越えソロ本塁打を、九回にポランコが右中間ソロを放ち反撃に出たが及ばなかった。

 セ・リーグはすでに阪神が進出を決めており、1964年以来59年ぶり2度目の関西勢対決になった。

 オリックスと阪神が日本シリーズで対戦するのは初めて。64年の日本シリーズは大阪市が本拠だった南海(現ソフトバンク)と阪神が戦い、4勝3敗で南海が制した。

 今年の日本シリーズは28日、同ドームで開幕する。

 オリックスは現在の球団名になって初の2年連続日本一を狙う。

 阪神は1985年以来38年ぶり2度目の日本一がかかる。

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