自転車イヤホンに悩む警察

警察が、イヤホンを着けて自転車に乗る人をどう取り締まるかに悩んでいます。外の音が聞こえるイヤホンが広まって、安全に自転車を運転できているかどうかが判断しづらくなっているためです。

ここがPOINT

道路交通法には規定なし

道路交通法では、イヤホンをして運転するのが違反かはっきりした規定はありません。各都道府県の規則は「安全な運転に必要な音」が聞こえない状態の運転を禁じていますが、取り締まり方法はばらつきがありました。

「声かけ反応確認」など通達

警察庁は7月、取り締まりに関する通達を出しました。イヤホンを着けて運転している人が警察官の呼びかけに反応すれば注意にとどめますが、反応しない場合には検挙されることがあります。