教団関係者が同席?「承知せず」繰り返す首相 党内からも疑問の声

有料記事自民

[PR]

 面会はどのようにして実現し、誰がいたのか。岸田文雄首相は4日、2019年の元米下院議長との面談に、旧統一教会友好団体トップ、梶栗正義氏がいたのかどうか「承知していない」と繰り返した。一方、新たな同席者や当時の安倍晋三首相とのかかわりについての証言も出ている。岸田首相の姿勢には与野党から疑問の声があがる。

 4日朝、首相は側近の木原誠二自民党幹事長代理と公邸で面会した後、予定より20分ほど遅れて官邸に姿を現した。

 「旧統一教会の友好団体のトップと面会していたとの報道は事実か」。記者団に問われた首相は、ギングリッチ元米下院議長と面会したと説明。「大勢の同行者がいたと記憶しているが、どなたがおられたかは承知していない」と淡々と答えた。

 同日朝、朝日新聞は首相が2…

この記事は有料記事です。残り2113文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

旧統一教会問題

旧統一教会問題

2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会の問題に注目が集まっています。特集ページはこちら。[もっと見る]