うどんの次の日もうどん 比嘉幹貴が思い悩む、ルーティンとの距離感

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高橋健人
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 沖縄で生まれ、高校卒業まで過ごした。

 それから22年。いまも沖縄なまりが残る。

 オリックスで最年長の41歳右腕、比嘉幹貴は、毎年のように正月になると故郷へ帰る。

 そして、恩師に会いに行く。

 与勝高で教頭を務める平良博志さん(57)。比嘉がコザ高野球部時代、平良さんは監督だった。

 律義にあいさつに行くのは、深い感謝があるからだ。

 「あの3年間があったから、いまがあります」

 投手を始めたのは、コザ高1年の夏だった。今と同じ、サイドハンドで出発した。

 3年生が引退し、新チームで挑んだ新人戦の地区予選。主力投手が育っていない中、「お試し」でマウンドに送り出された。

 当時は「ショートの控えの控…

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この記事を書いた人
高橋健人
スポーツ部
専門・関心分野
プロ野球、バスケットボール、ゴルフ、大リーグ