「これが甲子園か…」球場と歩んだ半世紀、岡田監督が思い出す土の音

有料記事阪神タイガース甲子園100周年

構成・山口裕起 大坂尚子
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 プロ野球・阪神タイガースの岡田彰布監督(66)は1985年に主力選手として球団初の日本一に貢献し、2023年は監督としてそのとき以来38年ぶりに日本シリーズ制覇に導いた。

 100周年を迎える本拠・阪神甲子園球場への思いを語ってもらった。

 そら、特別よ。野球人みんなのあこがれやもん。

 一番最初にめざすのが甲子園。プロになろうが高校で終えようが、野球を始めたら、甲子園の土を踏むというのが第一の目標になるもん。

 阪神に入団してから40年くらい経つ。北陽高(大阪・現関大北陽)の1年、15歳のときに夏の全国高校選手権に出場した。

 あれが73年だから、甲子園に足を踏み入れてから、半世紀。

 球場ができて100年で、そのうち半分お世話になっているわけやから、すごい思い入れがある。

インタビュー後半では、岡田監督が初めて甲子園のグラウンドに入った時の感触について、現役時代や幼少期の甲子園の思い出なども振り返っています。

 なんといっても、魅力はこの…

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この記事を書いた人
山口裕起
スポーツ部|野球担当
専門・関心分野
プロ野球、高校野球
甲子園球場100年

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