「世の中は甘い」楽観的に挑戦を ラサール石井さん、受験生にエール

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聞き手・高浜行人

【連載】受験する君へ

本格的な受験シーズンを迎えました。各界で活躍する方々に、自身の体験談や受験生へのメッセージを聞きました。

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 人生で一番勉強したのは、高校受験を控えた中学3年生の時です。

 大阪市の実家の近くの塾に入り、私立難関校の灘高校(神戸市)を目指してその塾に泊まり込みで勉強しました。

 勉強はおもしろくて、嫌いではありませんでした。あるとき、ちょっと予習して塾の英語の授業に行き、わかるから手を上げていたら、先生から「お前最近(頑張って)やってるじゃないか」ってほめられました。それがうれしくて、そこから特に英語が好きになりました。

 灘高校は落ちましたが、ラ・サール高校(鹿児島市)は英語がよくできて合格し、進学しました。

 高3になると「週テスト」といって毎週全教科、授業以外にテストがあった。でも自由な学校だったので、点数が悪くても何も言われないんです。だから全然勉強しませんでしたね。入学してすぐの実力テストが全校で7番だったんですが、その後ずるずると落ちていきました。

記事の後半では、受験勉強がラサール石井さんのその後の人生にもたらした良い影響や、受験生の周囲の大人に望むことなどについて語ってもらっています。

「当然目指すもの」臨んだ東大受験 結果は…

 大学受験の志望校は東京大学

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この記事を書いた人
高浜行人
東京社会部|教育班キャップ
専門・関心分野
学校教育、受験、教育行政
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