小栗有以さんの覚悟と決意 世代交代進む「国民的アイドル」の再生

有料記事アイドル道

聞き手・藤田大道
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 東京・秋葉原を拠点に活動するAKB48の小栗有以さん(22)は今年、デビュー10年を迎える。「国民的アイドル」と呼ばれたグループでは、世代交代が進む。エースとして、どう「再生」するのか。グループと自身の歩み、そして、これから目指す未来を語った。

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 とても恵まれた環境でAKB48に入りました。歌番組に、いつも出ているグループ。私も加入から半年たたないうちに、東京ドーム味の素スタジアムといった大きなステージに立つことができました。

各都道府県の代表1人ずつの47人で結成されたAKB48の「チーム8」。その東京都代表として、中学1年だった2014年に加入した。「恋するフォーチュンクッキー」が大ヒットした翌年だった。

 恵まれているからこその難しさも、たくさんありました。先輩が残してくれたものを守り、AKB48のブランドを保っていかなければいけないということです。

 先輩の渡辺麻友さんが17年に卒業するときに、「ゆいゆい(小栗さんの愛称)が後継者だよ」と言ってくれたんですよね。

 麻友さんの口から直接聞いた…

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