パレスチナ情勢 1月10日~24日(日本時間)にあったこと

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 米英両軍は22日、イエメンの反政府武装組織フーシの八つの拠点を攻撃しました。両軍の共同攻撃は11日以来、2回目です。また、相次ぐフーシによる商船攻撃を受け、欧州連合(EU)はこの日、護衛艦艇を紅海周辺に派遣することに大筋合意しました。駆逐艦やフリゲートを投入するとしています。

 米メディアが報じた、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスに対するイスラエルによる戦闘休止提案についてネタニヤフ首相は、強硬姿勢を変えていません。しかし、停戦を求める声は内外で高まっています。

【動画】ソーシャルメディアで「ガザの勝利を」→逮捕 イスラエルが狭める表現の自由 =藤原伸雄撮影

(タイムスタンプは日本時間、括弧内は現地時間)

■■■2024年1月24日(日本時間)■■■

21:44(ハンユニス14:44)

UNRWA幹部「多数避難の訓練所に攻撃」Xに投稿

 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)ガザ事務所のトーマス・ホワイト氏は24日、X(旧ツイッター)に「(パレスチナ自治区ガザ地区南部の)ハンユニスで戦闘が激化している。自宅を追われた1万人以上が避難しているUNRWAの訓練所が、攻撃を受けた」と投稿した。ガザ地区南部ではイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が激しさを増しており、被害の拡大が懸念される。

 ホワイト氏は訓練所への攻撃で「建物が燃え、多くの犠牲者が出ている」と主張。激しい戦闘によって「この2日間、訓練所への安全な出入りは拒まれ、人びとは閉じ込められている」と訴えた。

17:30(テヘラン24日12:00)

日本郵船運航の船舶拿捕「解決へ協力の用意」 イラン報道官

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