月探査機SLIMが復活

日本の月探査機SLIM（スリム）が復活し、月面の調査を再開しました。着陸後、太陽電池パネルで発電できず、いったん電源をオフに。太陽光の方向が変わって発電できるようになり、9日ぶりに再起動しました。

（写真提供：JAXA）

ここがPOINT

ピンポイント着陸も成功

SLIMが目指したのは、ほぼ狙った場所に降り立つ「ピンポイント着陸」でした。しかし、エンジンの一つにトラブルが。目標から約55mの場所への着陸に成功したものの、姿勢を崩して発電できない状態でした。