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　世界平和統一家庭連合（旧統一教会）側と岸田内閣の閣僚に新たな接点が浮上した。宗教法人を所管する盛山正仁文部科学相が、先の衆院選で教団友好団体から推薦状を受け取っていた問題だ。野党は更迭を求め自民党内からも辞任論が出るが、岸田文雄首相は問題視せずに続投を明言した。

　閣僚と教団側との接点が浮上するたびに、幾度も目にしてきた光景がまた繰り返された。

　朝日新聞が6日の朝刊で、教団側からの推薦状を手にした盛山氏の写真と共に「旧統一教会系から選挙支援」と報じた。この日の衆院予算委員会で事実関係を問われた盛山氏は「はっきりした記憶はない」「事務所の資料でも確認できない」としつつ、「写真があるのであれば（推薦状を）ちょうだいしたのかと思う」と述べた。

　盛山氏は、教団の解散命令請求に向けた手続きも担う。自民の点検調査では選挙支援を申告せず、朝日新聞のアンケートでも選挙支援を否定していた。立憲民主党の山岸一生氏は予算委で「教団と解散命令請求を争っていく責任者として、こういう負い目があったら公正な裁判を戦えない」「ばれるまで隠していたとみられても仕方ない」と指摘。首相に更迭を要求した。

「隠したりウソついたりは…」首相は続投明言

　これに首相は「隠したとかウ…