林長官、21年に旧統一教会関係者と面会 「地元政界関係者が調整」

笹川翔平
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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と閣僚との関係をめぐり、林芳正官房長官は7日午前の記者会見で、2021年9月に教団関係者と面会していたことを明らかにした。週刊誌の取材を受けて改めて確認したところ判明したという。

 林氏は会見で「地元政界関係者の調整で面会することになった。多数ある面会の一つであり、相手がどういう方で、どのような話をしたのか、現時点では定かでない」と説明した。「支援や寄付を受けたことはない」とも述べた。

 林氏の会見に先立ち、立憲民主党西村智奈美氏が7日午前の衆院予算委員会で教団と閣僚との関係をただし、岸田文雄首相が「林官房長官が旧統一教会関係者と面会したことがあると聞いている」と述べていた。首相は「各閣僚に旧統一教会および関係団体から選挙における推薦、寄付、その他支援を受けた事実について、新たに発覚したものがないか確認したところ、該当するものはなかった」としている。(笹川翔平)

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