17日開票されたロシア大統領選で通算5選を決めたプーチン大統領が歴史的な得票率を記録している。ロシア南部チェチェン共和国の中間結果では99・28%と、ほぼ全員がプーチン氏に投票。ほかにも90%を超える地域が相次いでいる。強引な動員などの報道もあるが、本格的な外国の選挙監視団を受け入れていないなど、不正の有無を検証するのも難しい状況だ。
ロシア中央選挙管理委員会の発表によると、開票率52・16%の時点で、プーチン氏の得票率は87・32%に上り、ソ連崩壊後のロシア大統領選では最高の数字に達した。
特にチェチェンでは中間結果ながら99%超を記録。チェチェンはプーチン氏の盟友であるカドイロフ首長の独裁体制にあり、最終結果も同様の数字になる可能性が高い。
官庁や企業が「投票を強要」と報道も
ほかにも中間や最終の結果で…
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