「諦めず人生楽しく」リンパ浮腫で海外ロケに臨んだ洞口依子さん

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聞き手・高橋美佐子
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 戦国末期が舞台の米国ドラマ「SHOGUN 将軍」に出演する俳優の洞口依子さんは38歳の時、子宮頸(けい)がんと診断されて手術しました。卵巣摘出による女性ホルモンの急激な減少に加え、足がむくむ「リンパ浮腫」を発症するなど、さまざまな不調に苦しみながらも新たな挑戦をやめなかったといいます。今秋デビュー40年を迎える洞口さんに、仕事を続ける秘訣(ひけつ)を聴きました。

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 レコードが大好きです。亡き父の愛蔵盤だったハリー・ベラフォンテは、私が子どものころ、毎週日曜日の朝に必ずかけていた1枚。カンボジアのドキュメンタリー映画に触発されて現地に渡り、ポル・ポト時代より前に収録された歌のレコードを買ったりとか。海外で入手した珍しいものもたくさんあります。

 このジョニ・ミッチェルはデ…

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