初優勝も「タイムはまだまだ」 1万メートル、五輪出場の行方は?
加藤秀彬
陸上のパリ五輪の代表選考会を兼ねた第108回日本選手権大会が3日、静岡・エコパスタジアムであった。1万メートルの男子は葛西潤(旭化成)が27分17秒46、女子は五島莉乃(資生堂)が30分53秒31の自己ベストでともに初優勝を飾った。いずれも五輪の参加標準記録(男子27分0秒00、女子30分40秒00)には届かず、代表内定はならなかった。
女子で優勝した五島莉乃は、ゴール後に涙を浮かべ、両手で顔を覆った。
3連覇中だった広中璃梨佳(日本郵政グループ)が欠場した今大会。26歳がめざしたのは、パリ五輪の参加標準記録(30分40秒00)だけだった。
5300メートル付近でペー…
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