がん治療で脱毛、役者として抱えた葛藤 西丸優子さんが選んだ丸刈り

有料記事がんとともに

聞き手・松本千聖
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 俳優の西丸優子さんは2月、子宮体がんで治療していることを公表し、自身のインスタグラムで治療の経過や抗がん剤治療による脱毛について発信している。「治療前は、役者として髪がなくなることに葛藤があった」と話す西丸さん。いま、治療によるアピアランス(見た目)の変化をどう感じているのか。

 ――昨年12月に、子宮体がんが見つかったそうですね。

 数カ月にわたって不正出血が続いていて、大学病院で詳しい検査を受けたところ、子宮体がんがわかりました。

 子宮と卵巣を全摘出する手術を受け、ステージ1という診断でした。その後、再発を防ぐための抗がん剤治療を3月から始め、6月まで受ける予定です。

 ――抗がん剤治療の必要があると医師に言われたときは、動揺したそうですね。

 手術が終われば、わりとすぐに仕事復帰も見えてくるかなと思っていました。でも、抗がん剤治療をするとさらに遅れてしまうのではないかと不安でした。特に私は人前に出る仕事なので、髪の毛も眉毛も脱毛したらどうなるのかな、と。

 ――不安をどうしましたか。

 父が医師なので相談しました…

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この記事を書いた人
松本千聖
くらし報道部
専門・関心分野
がん、子どもや女性の健康、子育て