【動画】能登半島地震、発災2週間から半年の変化は=波絵理子撮影
能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市。発災直後、倒壊した家や大きく傾いた電柱、がれきが山積みになっていた街の様子は、この半年でどう変わったのか。記者が車に固定したカメラで定点観測し、撮影した映像を見比べた。
家屋倒壊の激しい正院地区。1月中旬の頃は、潰れた家の屋根やがれきの山が道路に大きくせり出し、車は徐行で1台通るのがやっとだった。3カ月経った4月初旬の頃は、がれきは道路の奥に押し込められ、以前より通行しやすくはなっていた。
地震から半年を前にした6月下旬には、公費解体が進んだのか、せり出していた家はなくなり、ぽつぽつと更地も見え始めた。それでも、解体が必要と思われる家屋はまだ多く残っている。
津波被害のあった寺家地区…
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- 【視点】
動画からは、道路上のがれき等の撤去以外、建物の惨状の改善には大きな進展が見られないという印象を持ちました。復興の仕事を地元の自治体に委ねることはかなり無理があるでしょう。国が前面に出て大きな仕事をしなければなりません。 岸田首相は能登地域
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