2千ポンド爆弾、米国がイスラエルに1万4千発 続く軍事支援

イスラエル・パレスチナ問題

[PR]

 パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、ロイター通信は29日、昨年10月の戦闘開始以降、米国がイスラエルに少なくとも1万4千発の2千ポンド爆弾などを提供していたと報じた。イスラエルのネタニヤフ首相は、米バイデン政権からの軍事支援が「激減した」と主張しているが、実際には大幅に低下していないとみられるという。

 報道によると、2人の米政府高官がイスラエルへの軍事支援について語った。分厚いコンクリートや金属を切り裂く破壊力のある2千ポンド爆弾のほかに、500ポンド爆弾を6500発、精密誘導ミサイル3千発などの兵器を提供したという。

 ネタニヤフ氏は、米側がイスラエルへの武器や弾薬の供給を遅らせているとの声明を発表している。これに対し、ブリンケン米国務長官は1回分の武器輸送が保留になっている以外、支援は「通常通り」だと反論していた。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

イスラエル・パレスチナ問題

イスラエル・パレスチナ問題

パレスチナとイスラエルの間で激しい武力衝突が起き、双方に多大な犠牲者が出ています。最新の動きをお届けします。[もっと見る]