大統領選へ節目でのトランプ氏銃撃 党派対立は先鋭化か 識者の見方

有料記事アメリカ大統領選挙2024

高野遼=ミルウォーキー 真野啓太
[PR]

 13日のトランプ前米大統領の暗殺未遂事件は、11月の大統領選に向け極めて重要な節目で起きた。15日からの共和党全国大会では、全米から数万人の共和党関係者が集まり、トランプ氏を党の大統領候補として正式に選ぶ。最終日の18日には、トランプ氏による演説が全国に中継される予定だ。トランプ氏が有権者にどんなメッセージを送るかが焦点だ。

 「事件を受け、トランプ氏の支持者はより情熱的になるはずだ。現場が大統領選の激戦州であることを含め、トランプ陣営にとって、事件は有利に働くことになるだろう」。米ボストン・カレッジのピーター・スケアリー教授はそう指摘する。

 対する民主党では、討論会で…

この記事は有料記事です。残り773文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
高野遼
アメリカ総局
専門・関心分野
国際ニュース
アメリカ大統領選挙2024

アメリカ大統領選挙2024

最新ニュースはこちらから[もっと見る]