イスラエル軍がガザ中部空爆、15人死亡 9日間で5回目の学校攻撃

有料記事イスラエル・パレスチナ問題

イスタンブール=根本晃 カイロ=其山史晃
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 イスラエル軍は14日、パレスチナ自治区ガザ中部のヌセイラト難民キャンプにある、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校を空爆した、と発表した。イスラエル軍はイスラム組織ハマスが住民を「人間の盾」にしていると主張しており、ガザの学校への攻撃は過去9日間で少なくとも5回目となった。

 ハマスによると、この攻撃で学校に身を寄せていた避難民ら15人が死亡、80人が負傷した。イスラエル軍は、この学校がハマスの戦闘員の隠れ家として使用されていたと主張している。

 一方、イスラエル軍は14日…

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この記事を書いた人
根本晃
イスタンブール支局長|中東・欧州担当
専門・関心分野
国際政治、トルコ、ガザ、ウクライナ、語学
其山史晃
中東アフリカ総局長
専門・関心分野
中東、安全保障、地政学、テロリズム
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    阿部藹
    (琉球大学客員研究員・IAm共同代表)
    2024年7月16日9時18分 投稿
    【視点】

    ドナルド・トランプ前米大統領の暗殺未遂に関する報道がアメリカのみならず、各国のメディアを席巻している。その一方で、パレスチナ自治区ガザ中部の難民キャンプにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校が、この9日間で少なくと

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