前橋育英や明和県央が勝利、16強そろう 高校野球群馬大会

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抜井規泰 中沢絢乃
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 第106回全国高校野球選手権群馬大会は15日は2回戦5試合があった。シードの前橋育英、明和県央はともに勝利。雨で順延となった桐生―桐生市商は、桐生市商が接戦を制した。この日までに2回戦16試合が終了し、16強が出そろった。20日に2球場で3回戦4試合が予定されている。

利根商、双子で追いかけた白球の夢

 最後の打者が三振に倒れた。小走りに整列に向かった。不思議と涙はなかった。「精いっぱいやりましたから」。利根商の主将・岡崎大芽(3年)は、相手の力をたたえた。

 物心ついたころから、双子の弟・功芽(同)と一緒に白球を追いかけてきた。兄は遊撃手。弟は事実上のエース。埼玉から越境入学した利根商では、兄弟で寮生活をしながら甲子園の夢を描き続けてきた。

 草津温泉伊香保温泉のある…

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この記事を書いた人
抜井規泰
さいたま総局
専門・関心分野
大相撲、江戸文化、東京防災、荒川防災、東京大空襲、魚河岸