H2Aロケット49号機、9月11日打ち上げ 情報収集衛星を搭載

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 三菱重工業は16日、H2Aロケット49号機を9月11日に鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。夜間や曇りでも地上を撮影できる政府の情報収集衛星レーダー8号機を載せる。

 午後1時から3時の間に打ち上げる。

 H2Aは今年度中に打ち上げ予定の50号機で引退する。これまで48回中47回成功してきたが、費用が1回約100億円と高いことが課題だったため、後継の「H3」は費用の半減をめざしている。H3は初号機は打ち上げに失敗したが、2、3号機は成功した。

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    藤井涼
    (UchuBiz編集長)
    2024年7月19日11時21分 投稿
    【視点】

    2000年代の日本の宇宙開発を支えてきた「H-IIAロケット」の引退がいよいよ近づいてきました。2001年から20年以上にわたり、陸域観測技術衛星「だいち」、月周回衛星「かぐや」、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」、金星探査機「あかつき」、

    …続きを読む