トランプ氏の称賛競い合う党大会に 「神の意思」と傾倒、名を連呼

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ミルウォーキー=榊原謙 清宮涼
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 米ウィスコンシン州ミルウォーキーで16日、2日目の日程を終えた共和党全国大会は、銃撃事件を生き延びたトランプ前米大統領(78)への称賛を競い合う場と化した。大統領選に向け支持者の結束は共和党の追い風だが、トランプ氏への異論を許さない不寛容な傾向もあらわになっている。

 「神が選んだ人物だ」

 ユタ州の代議員ティナ・ホーラッカーさん(50)は取材に対し、一命を取り留めたトランプ氏について、真剣な表情でそう語った。別の支持者(49)も「弾丸は数ミリの差で命中しなかった。神はトランプ氏の守護者だ」と強調した。

 全米から集まった共和党の代…

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この記事を書いた人
榊原謙
アメリカ総局|米国経済担当
専門・関心分野
米国経済、世界経済
清宮涼
アメリカ総局
専門・関心分野
外交、安全保障、国際政治
  • commentatorHeader
    磯野真穂
    (東京工業大学教授=応用人類学)
    2024年7月18日15時56分 投稿
    【視点】

    米国で人類学者への道を歩み出したばかりの頃、フィールドワークの練習で4名の牧師さんにインタビューをさせてもらったことがあります。 その時に印象的だったのは、「信仰と疑いを持つことは共存する」という点においてかれらの意見が一致していたことで

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