ブラックサンダーが「恩人」探し 生産終了からの復活を支えた思い

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松本真弥
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 ブラックサンダーが「恩人」を探している――。製造元の有楽製菓(東京都小平市)が、今年9月に発売開始30周年を迎えるのを前に、恩人に感謝を伝える企画を始めた。かつて販売不振から生産終了になったが、復活のきっかけとなったのは、九州の事業者だという。

 ブラックサンダーはココアクッキーとビスケットをチョコレートで覆った菓子で、1994年に発売された。当初は子ども向けチョコバーとして売り出したが、販売がふるわない。発売からわずか1年で、生産終了に追い込まれてしまった。

 その際、九州の卸売業者や小…

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