懸念なき入れ歯生活の始まり 注意すべきはあの大泉洋氏

有料記事笑ってる場合かヒゲ

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 「いよいよ痛くなってきちゃったなぁ……。やっぱり抜いてもらうしかないかぁ」。先生からは「もう時間の問題です」と言われていたグラグラ揺れる上の前歯2本。これをついに抜くことになりました。奥歯はもうすでにありませんから、これできれいサッパリ、上の歯がぜーんぶなくなります。今日から入れ歯生活。先生は「これでもう上の歯が痛むことは一生ありませんね」なんて冗談めかして言ってくれましたけど、精神的な痛みはありましたよ。

 家に帰って鏡を見る。そこにはいつもと変わらない顔が映っている。おそるおそる入れ歯を外してみる。「あーこういう顔になるんだ」。鏡の向こうには一気に年老いた自分がいました。

 ポリポリとかカリカリとか、そういう音が出るカタいものはもう食べられません。「おせんべいよ、さようなら」です。いやいやそんなことより、大きく口を開くと不意に入れ歯が外れそうな危険性をひしひしと感じます。コレが口から飛び出したら最後、ヅラが飛ぶのと同様の、いやもしかしたら、それ以上のショックを周囲の者に与えかねません。

 このような不都合をつらつら…

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