道傳愛子さん、NHKを退職へ 米大学研究員に

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秋山訓子
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 NHKでキャスターや記者を長く務めた道傳愛子さん(59)が近くNHKを退職する。60歳の定年よりも早期の退職となる。退職後は渡米し、大学の研究員として東南アジアの研究などにあたるという。

 道傳さんは1988年にNHK入局。同年、「サンデースポーツ」のキャスターに抜擢(ばってき)され、以降「おはよう日本」「ニュース9」などで活躍してきた。2000~02年までバンコク特派員を務め、最近はETV特集や国際放送などで番組制作やキャスターなどを務めてきた。8月10日付で退職後に渡米し、ジョンズ・ホプキンス大学ライシャワー東アジア研究センターの研究員に就任する予定だ。

 道傳さんは「三十数年間ジャ…

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この記事を書いた人
秋山訓子
編集委員
専門・関心分野
国内政治、民主主義、市民社会、ジェンダー
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    市原麻衣子
    (一橋大学大学院法学研究科教授)
    2024年7月21日14時31分 投稿
    【視点】

    道傳さんほどご自身で研究を継続され、取材先を開拓なさる人はほとんどいらっしゃらないと思います。そのご研究が認められてジョンズ・ホプキンスにいらっしゃることになったとは、本当に素晴らしいです。 道傳さんがNHKからいらっしゃらなくなるのは痛

    …続きを読む