バイデン氏への撤退圧力さらに強まる 本人は週明け以降継続に意欲

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ワシントン=高野遼
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 米大統領選から撤退するよう民主党内からの要求が強まっているバイデン大統領(81)は19日、声明で「来週には選挙の遊説に復帰する」と述べ、週明け以降も選挙戦を続ける意向を示した。だがこの日も新たに12人の民主党議員が撤退を求め、孤立を深めている。

 米紙ワシントン・ポストによると、19日に新たに加わった12人を含め、バイデン氏に撤退を求めた民主党議員は通算37人となり、上下両院の民主党議員の14%に達した。うち4人の下院議員は共同声明で「あなたの年齢や体力に対する国民の懸念によって、勝てるはずの選挙戦が危うくなっているという現実を直視しなければならない」と訴えた。

バイデン氏、盟友に対し「憤慨」との報道も

 同紙によると、さらに多くの…

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高野遼
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