平和式典欠席は「二重に残念」 元米公使が明かす初参列の経緯と意義

有料記事イスラエル・パレスチナ問題

ワシントン=高野遼
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 長崎市の平和祈念式典にイスラエルが招待されなかったことから、駐日米大使らが出席を見合わせたことは、大きな波紋を引き起こしました。かつて在日米大使館の首席公使として式典に出席した経験を持つジェームス・ズムワルト氏は、今回の事態をどのように見たのか。そもそも原爆を投下した米国の大使が式典に参加するようになった経緯も聞きました。

 ――ラーム・エマニュエル駐日米大使が平和祈念式典を欠席した決断をどのように受け止めますか。

 「非常に残念な状況で、誰もこの結果に満足していないだろう。正直、長崎市長がイスラエル大使を招待しなかったのは間違いだったと考える。なぜなら、核兵器が二度と使用されてはならないということにすべての国が同意するという式典の使命と目的から、目をそらしてしまったからだ」

 「また、(イスラエルをめぐ…

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この記事を書いた人
高野遼
アメリカ総局
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国際ニュース
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    遠藤乾
    (東京大学大学院法学政治学研究科教授)
    2024年8月11日1時23分 投稿
    【視点】

     二度ゆっくり読みました。米大使の広島・長崎平和式典出席に尽力した方の悔しさがほとばしるようです。  そのうえで、核兵器の投下がどんな考えのもとに起きうるのか、思いをいたしたいと思います。それを二度と使用してはならないというのは、戦争にあっ

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