東京都内でも少子化に危機感 青梅市、移住支援や子育て支援次々

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森治文
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 青梅市が子育て対策を次々と打ち出している。東京都内でも少子化が深刻な自治体だからだ。

 8月下旬、市への移住に興味を持つ子育て世代を対象にした移住体験イベントが開かれた。子どもが自然に触れる事業などを手がける市内の団体が、市の補助を受けて主催。23区などから12組40人の親子が参加した。

 5組の移住者がこれまでの体験談を話した。「山や川など身近な自然が豊かで、近所の農家の人から野菜を分けてもらえる」「買い物も不便さはなく、都心へ通勤も可能」といった内容に参加者は熱心に耳を傾けた。そのあと裸足で川に入って魚つかみを教わると、親も子も大はしゃぎだった。

 イベント後のアンケートでは、真剣に移住を考えるという親子も2組いたという。

 市が今年度から始めた「結婚…

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