パラ女子柔道で金、広瀬選手に山口県民栄誉賞授与へ

山野拓郎
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 パリ・パラリンピックで柔道女子57キロ級(弱視)で金メダルに輝いた広瀬順子選手(山口市出身)に県民栄誉賞を授与すると、村岡嗣政知事が11日の定例会見で表明した。広瀬選手と女子マラソン(視覚障害T12)で銅メダルを獲得した道下美里選手(下関市出身)に県スポーツ特別褒賞を贈る意向も示した。

 広瀬選手は、決勝で体落としで一本勝ち。この競技で日本女子初の金メダルだった。道下選手は2016年のリオデジャネイロ大会から3大会連続でメダル獲得という快挙を成し遂げた。

 村岡知事は「ひたむきに頑張る姿に感動を与えて頂いた。大変な努力が実ってメダル獲得という素晴らしい成果につながったことを心からたたえたい」と述べた。(山野拓郎)

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