河野氏、柱は労働市場改革 解雇時の金銭補償訴え 公約発表 自民総裁選

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 河野太郎デジタル相(61)は5日、労働市場改革を柱とする自民党総裁選の公約を発表した。非正規労働者が「賃金の高い仕事に移っていけるようにしなければ、継続的な賃上げは難しい」と、雇用流動性を高めるため解雇時の金銭補償ルールの必要性を訴えた。ただ、労使双方に懸念もあり、実現へのハードルは高い。

 河野…

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    加谷珪一
    (経済評論家)
    2024年9月6日7時57分 投稿
    【解説】

    労働市場改革、特に解雇規制緩和の是非については、以前から議論になっていたテーマです。解雇しにくい環境なので雇用が流動化しないのか、それとも労働者が積極的に転職しないので雇用が流動化しないのかという、いわゆるニワトリとタマゴの問題と考えてよい

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