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【EduA+朝日学生新聞社・理工系教育の意識調査】保護者は「子どもは理系へ進ませたい」との傾向強く 課題は「学費」

2024.07.04

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EduA編集部
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朝日新聞EduA編集部、朝日学生新聞社はこのほど、日本で理工系人材を育てる上でカギを握る理工系教育について、主に小・中・高校生の子どもを持つ保護者の方を対象にしたアンケートを行いました。「子どもを理系に進ませようとした場合の課題は何か」「理系人材を多数育てるために社会に必要なことは何だと思うか」といった質問をして、約3200人の皆さんから幅広い回答をいただきました。ここで、その結果を報告します。

回答した方はこんな人たち

まず、アンケートの実施方法、回答していただいた方の属性を紹介します。

●アンケートの送付方法
朝日新聞EduAの会員、朝日小学生新聞と朝日中高生新聞を購読している保護者にメールを送信しました。送付から回答締め切りまでの期間は、2024年5月の約1カ月間です。

●回答数
3959件の返信があり、「2024年4月時点で小中高生の子どもがいる」と回答した3210人を対象にまとめました。


●回答者の属性
実際にどのような方々が回答に応じてくれたのか、属性を簡単に説明します。

◎性別

EduA+朝日学生新聞社 会員アンケート~理工系人材。理工系教育への意識調査~

女性=2389人・74.4%、男性=775人・24.1%。女性:男性の比率は3:1です。

◎年代

EduA+朝日学生新聞社 会員アンケート~理工系人材。理工系教育への意識調査~

50代前半~40代の方を中心に回答をいただきました。

※年代の目安=今年誕生日を迎えれば50歳になるのが1974年生まれ、40歳になるのが84年生まれ。

◎最終学歴

EduA+朝日学生新聞社 会員アンケート~理工系人材。理工系教育への意識調査~

大学卒=2028人・63.2%、大学院修了=502人・15.6%、短大卒=347人・10.8%などとなりました。

◎最終学歴における「文系」「理系」の別

EduA+朝日学生新聞社 会員アンケート~理工系人材。理工系教育への意識調査~

文系=1904人・59.3%、理系=994人・31.0%、わからない・どちらとも言えない=309人・9.6%となりました。

これを男女に分ると次のようになりました。

・女性

EduA+朝日学生新聞社 会員アンケート~理工系人材。理工系教育への意識調査~

文系=1497人、理系=622人、わからない・どちらとも言えない=269人。文系が6割以上で、「わからない・どちらとも言えない」は「どちらとも言えない」のニュアンスが強く、短大卒の回答者の数字と考えられます。

・男性

EduA+朝日学生新聞社 会員アンケート~理工系人材。理工系教育への意識調査~

文系=384人、理系=356人、どちらとも言えない=33人。文・理半々といったところです。

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