部活動や体育の授業、休憩時間、登下校……。学校ではたくさんの事故が起きています。多くは軽いけがですが、命にかかわりかねないような事故も繰り返されています。子どもたちを守るために、私たちはどうすればよいのか。データを手がかりに考えてみませんか。
日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度の2016年度のビッグデータを産業技術総合研究所が分析
子どもたち、守れますか
学校の死角
部活動や体育の授業、休憩時間、登下校……。学校ではたくさんの事故が起きています。多くは軽いけがですが、命にかかわりかねないような事故も繰り返されています。子どもたちを守るために、私たちはどうすればよいのか。データを手がかりに考えてみませんか。
日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度の2016年度のビッグデータを産業技術総合研究所が分析
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学校の種類や学年、状況ごとに、事故の件数やけがをしやすい部位などを調べられます。小学生は休憩時間や体育の授業中、中学・高校生になると運動部の部活動で多くのけがが起きています。部員数が多い競技などが上位にくる傾向があります。
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特集ページ「子どもたち、守れますか - 学校の死角 - 」では、学校事故ビッグデータの分析結果をもとに実際の事故を取材。事故を繰り返さないためにできることを考えていきます。
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産業技術総合研究所が、国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(CREST)(研究課題名「ビッグデータ統合利活用促進のためのセキュリティ基盤技術の体系化」)の一環として行った集計データを使用。