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外でも家でも大活躍!「キャンプスパイス」の魅力とおすすめ商品4選&簡単レシピ

グルメ

2024/08/29 17:00

【拝啓、徳島より32】「キャンプ場が作った外飯用スパイス」「肉屋が作ったバーベキュースパイス」など、アウトドア専用のスパイスが人気です。一本あれば味がビシッと決まるので、キャンプだけではなく日常使いにも大好評。実際に使ってみると、その使い勝手の良さにハマる人が続出しています。今回は数あるキャンプスパイスの中から、王道・大人気の4商品をピックアップして、使用感やおすすめレシピをお伝えします。

キャンプスパイスの王道「ほりにし」(筆者撮影)

王道のキャンプスパイス4つ

 キャンプスパイスとは、その名の通りアウトドアで使うことをメインに作られたスパイス調味料のこと。バーベキューやグリル料理、炒め物など、アウトドア料理全般に使いやすいように、さまざまなスパイスをブレンドしています。アウトドアクッキングを簡単によりおいしくするための便利なアイテムです。

 今回ピックアップしたのはキャンプスパイスの中でも特に人気の4商品。それぞれの特徴をご紹介しましょう。
 

「アウトドアスパイス ほりにし」

「アウトドアスパイス ほりにし」(筆者撮影)
 

 「アウトドアスパイス ほりにし」は、和歌山県にあるアウトドアショップが作ったキャンプスパイスで、多くのキャンパーに愛用されている大人気商品です。

 バーベキューやステーキ、焼き野菜などに使える超万能スパイスで、ガーリックやペッパー、オニオン、バジルほか、スパイスをバランスよく配合しています。
 

お肉料理に大人気「マキシム」

「中村食肉 魔法のスパイス マキシマム」(筆者撮影)
 
 「中村食肉 魔法のスパイス マキシマム」は、宮崎県のお肉屋さんが製造・販売しているスパイス調味料です。

 塩、胡椒、ガーリック、ナツメグなど複数のスパイスを配合しており、特に肉料理との相性が抜群。これひとつでしっかり味が決まる、まさに「魔法のスパイス」です。
 

「黒瀬のスパイス」はスモーキーさが特徴

「かしわ屋くろせ黒瀬食鳥 黒瀬のスパイス」(筆者撮影) 

 「かしわ屋くろせ黒瀬食鳥 黒瀬のスパイス」は、福岡県の鶏肉専門店「かしわ屋くろせ」が販売するスパイスです。

 ローストガーリックやスモーキーな風味が特徴で、肉料理に深い味わいをもたらします。アウトドアでも家庭でもどんなシーンでも大活躍する万能スパイスです。
 

名前も印象的な「やべぇ旨いスパイス」

「やべぇ旨いスパイス」(筆者撮影) 

 「やべぇ旨いスパイス」は、インスタフォロワー109万人を誇る料理人が作った超話題のスパイスです。

 ネット販売後、即売り切れになるほどの大人気。肉料理だけでなく、パスタやカレーなど、さまざまなお家ご飯で使える汎用性の広さが魅力です。
 

味の違いは?実際に食べ比べてみた

 各ブランドにこだわりがあり、個性豊かな味と風味が楽しめるキャンプスパイス。どんな味の違いがあるのか、4つのスパイスを使い比べてみました。
 
4つのスパイスを食べ比べ(筆者撮影) 

抜群の安定感「ほりにし」

 4つのスパイスの中で一番、バランスが良く、どんな料理、どんな使い方にも合うと感じたのが「ほりにし」です。

 他の3つと比べるといい意味でしょっぱさ(味の濃さ)が抑えられているので、バーベキューで焼いた肉をそのままつけて食べてもいいし、料理のアクセントに加えてもいい感じ。風味は豊かですが、主張しすぎることがないので、どんな食材も邪魔しません。

 肉以外でも、ジャガイモやキャベツにささっとかけるだけでも、驚くほどおいしかったです。初心者には一番使いやすいスパイスではないでしょうか。
 

塊肉のアメリカンなバーベキューに合いそう「マキシマム」「黒瀬のスパイス」

 「マキシム」と「黒瀬のスパイス」は塩っけとペッパー感が強い印象です。

 薄切り肉よりかは、分厚いステーキや塊のお肉に合いそうな感じ。大きな牛肉にしっかりと馴染ませて、ゆっくりじっくり炭火で焼き上げるととっておいしそうです。

 マキシムはクミンの香りが強いのでより“スパイス感”が好きな人におすすめ。黒瀬のスパイスはペッパーの爽快感が特徴で、お肉のほか魚とも相性抜群でした。
 

「やべぇ旨いスパイス」は家族みんなが好きな味

 「やべぇ旨いスパイス」は実際に使ってみて、そのネーミングの的確さがわかります。一口食べて、まさに「やべぇ、旨い!」の一言が出ます。他の3つと違って、料理の味の主役になれる調味料です。

 亀田製菓のせんべい「ハッピーターン」の粉の味が好きな人も多いと思いますが、まさにそんな感じ。やべぇ旨いスパイスの味が好き。“やべぇ旨いスパイス味”の肉やポテト、唐揚げが食べたい。悪魔的とも言いますか、中毒性があると言いますが、「これさえあれば他のどんな調味料もいらない」と本気で思うほど、超主役級の一級品スパイスです。
 
キャンプスパイスを使えばシンプルな料理も絶品に変わります(筆者撮影) 

家でもキャンプスパイスが大活躍

 キャンプ用に買ったスパイスたちですが、もちろん普段の食卓でも大活躍です。キャンプスパイスを使ったレシピをいくつかご紹介しましょう。
 
ほりにしを使った豆腐ハンバーグ(筆者撮影)

豆腐ハンバーグ×ほりにし

 豆腐ハンバーグの下味とソースにほりにしを使ったレシピ。塩コショウの代わりに使うことで一味違うおいしさを楽しめました。

材料(2人分)
・豚ひき肉:150g
・木綿豆腐:1/2丁(約150g)
・しめじ:100g
・片栗粉:大さじ1
・ほりにし 3~5回振り

 しめじをみじん切りにして、ひき肉と豆腐、片栗粉と一緒に混ぜ、下味としてほりにしを5回ほど振り入れてタネを作ります。

 あとはフライパンに油をひいて焼くだけ。焼いた後の肉汁に、柚香の酢(レモン汁)とケチャップ、醤油を適量と、ほりにしを少々入れてソースを作りました。
 
黒瀬スパイスを使ったワカモレ(筆者撮影)

ワカモレ×黒瀬スパイス

 アボカドをマッシュして作るメキシコ料理「ワカモレ」と黒瀬スパイスの相性は抜群です。すっきりとしたスパイスがアクセントになってくれました。

材料(5人分)
アボカド:2つ
きゅうり:1本
プチトマト:5つ
ライム or レモン汁 :少々
黒瀬スパイス:少々

 アボカドを適当に刻んで潰します。きゅうりとトマトを細かく刻んでアボカドと混ぜ、ライムと黒瀬スパイスで味付けしたら出来上がり。急なホームパーティなどにもおすすめ一品です。
 
マキシマムを使ったやみつきチャーハン(筆者撮影)

チャーハン×マキシマム

 残り物の白米で、ぱぱっとご飯を済ませたい時は「マキシマムチャーハン」などいかがでしょう。食欲をそそる香りとスパイシーな味わいで、一度食べたらやみつきですよ。

材料(2人分)
米:1~1.5合
お好みの具材:適量
卵:2個
油:少々
マキシマム:少々

 作り方は本当に簡単。好きな具材を炒めて、ご飯を入れて、あとはマキシマムを少々かけるだけ。10分あれば完成です。作り置きしておこうと2人分より多めに作ったのですが、あっという間に食べ切れるほどのおいしさでした。
 
やべぇ旨いスパイスを使った唐揚げ(筆者撮影)

唐揚げ×やべぇ旨いスパイス

 個人的に一番おすすめしたいのが「唐揚げ×やべぇ旨いスパイス」の組み合わせです。超手軽に“お店で売っているような唐揚げ”を再現することができました・

材料(2人分)
鶏もも肉:250g
酒:少々
やべぇ旨いスパイス:大さじ2
片栗粉:大さじ3
小麦粉:大さじ3
サラダ油:適量

 こちらもレシピはとっても簡単。一口大に切った鶏肉と酒をフリーザーバックに入れて揉みます。その後、やべぇ旨いスパイスを入れてさらに揉んで、10~30分ほど冷蔵庫で放置。味が馴染んだところで片栗粉と小麦粉をまぶして揚げていきます。下味がしっかりついた唐揚げは最高。ビールのつまみにも最高な、夏にぴったりの一品です。
 

一本で味が決まる万能調味料 

キャンプスパイスがあれば外飯は焼くだけで最高にうまい(筆者撮影)

 息をするのも苦しくなるような熱さが続く今年の夏ですが、森や川では、その厳しさも少しだけ和らぐような気がします。風に吹かれながら食べるご飯はやっぱりおいしい。キャンプスパイスは、そんな外飯の楽しさを何倍にも膨らませてくれる心強い味方です。

 お家にキャンプスパイスがあるだけで、「次はどんな料理に使おうか」とワクワクできるのもまた嬉しいですよね。ぜひ皆さんもお気に入りのキャンプスパイスを見つけて、外飯・家飯をアップデートしてみてはいかがでしょうか。(フリーライター・甲斐イアン)

※Amazonのアソシエイトとして、BCN+Rは適格販売により収入を得ています。

■Profile
甲斐イアン
徳島在住のライター、イラストレーター。千葉県出身。オーストラリア、中南米、インド・ネパールなどの旅を経て、2018年に四国の小さな港町へ移住。地域活性化支援企業にて、行政と協力した地方創生プロジェクトの広報PR業務に従事。21年よりフリーランスとなり、全国各地の素敵なヒト・モノ・コトを取材しています。
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