受注生産なのとお盆休みを挟んだために注文から2週間以上かかったけれど、ITOKIのvertebra03が届いた。
厳密には1週間前に届いて、毎日座った上でこの記事を書いている。
ざっくり使用感レビューというわけだ。
このブログの特性上、綺麗で丁寧なレビュー記事になる可能性は低いけれど。
つまり、思ったことをざーっと書いただけみたいな文章になる、ということ。
ちなみに購入したのは固定脚タイプである。
キャスター脚か固定脚かについてはまた明日、別の記事にまとめる。
今回はチェアとしての感想だ。
座り心地は申し分ない
ネットのレビューなどを見て座り心地が良いということは知っていたけれど、実際に座ってみて改めてその素晴らしさを実感した。
届いて組み立てて最初に座ってすぐ「買って良かった」と思えた。
馬鹿でかいリクライニング機能や、足置き付のチェアに比べたら劣るだろうけれど、サイズを考えれば必要十分に座りやすい。
少なくとも、会社で座っているオフィスチェアよりは座りやすい。
むしろ下手にリクライニングできないだけ作業に集中できるだろう。
椅子をリクライニングさせてちょっと仮眠を、と思ってそのまま数時間うとうとすることがないということ。
作業専用かつ作業集中を目的と考えればむしろ余計な機能がなくて大変によろしいことだ。
後ろに背伸びしても倒れない
最初に商品画像を見た時、いくら背もたれが後ろに傾くからといって、これじゃあ思い切り後ろに背伸びをしたら倒れてしまうのでは、と思った。
(画像引用:楽天市場)
しかし実際に座ってみて、恐る恐る背もたれに上半身を預けて、両手を伸ばして後ろに思い切り背伸びをしてみたが、倒れなかった。
今は何も恐れず、しょっちゅう後ろに思い切り背伸びをしている。
安定感抜群だった。
やはり背もたれが可動すると背伸びをすると気持ちいい。
背もたれ可動となると、自宅には似つかわしくないオフィスチェアやゲーミングチェアがイメージされるけれど、vertebra03のようなコンパクトでスタイリッシュな椅子でそれが実現されているのは凄いと思う。
高さは一般的で不都合なし
キャスター脚のタイプは椅子の高さを変えられるようだけれど、固定脚タイプは高さも固定だ。
身長によって座り心地に差ができるのでは、と思っていたけれど、ここまでに述べた座り心地の良さでそんなものは帳消しである。
つまり、その辺の高さ調整ができる安い椅子をベストな高さで使うよりも、ベストな高さなんて気にならないくらいvertebra03の座り心地が良いということ。
最初から「高さは変えられないもの」と思えば気にならないものである。
ファミレスとか図書館の固定椅子に対して「この高さだととても座っていられない」となったことはないだろう?
(露骨に高すぎる、低すぎる場合は除く)
vertebra03だってわざわざ座りにくい高さになんか設計していない、むしろ一般的な、できる限り誰もが不満を抱かない、抱きにくい高さで設計しているはずだ。
だから多少の身長の違いに関係なく、万人が座りやすいだろう高さになっているわけで、特別高さが気になるということはないのだ。
結論:買って良かった
今まで1万円ていどの椅子をいくつか買ってきたけれど、最初からvertebra03のような高級な椅子を買っておけば良かったと思う。
まあ、値段が高ければ良いもの、というわけでもないのだろうけれど、ITOKIのような信頼性や実績のあるメーカーなら値段が高いほど良いものと考えてもいいか。
同じメーカーで1万円ほどの椅子もあるわけで、そういうのとは値段の分だけ機能面や座り心地で優っているのだろう。
安い買い物では無かったけれど、高いお金を払っただけの価値はあるものと思う。