イエレン米財務長官が円相場で発言、為替介入は「まれ」であるべきだ
Christopher Condonイエレン米財務長官は、円の対ドルでの下落に対応するために日本当局がとり得る動きについて自身の姿勢を問われ、為替市場への介入はまれな出来事であるべきだと語った。
イエレン氏は25日、ライブ配信されたロイター通信とのインタビューで「各国は異なる政策を採用することが可能で、市場における為替レートの調整はその一部だ」とし、主要7カ国(G7)の考えにも反映されていると発言。ただ、「市場が決定する為替レートを持つ大国」にとって、介入はめったにない状況に限定されるべきだと主張した。
「介入がまれであることを願う。そのような介入がめったに起きず、過度な変動がある場合に限定され、事前に協議があることが期待される」と述べた。
イエレン氏は円の適切な価値についてはコメントを控えた。
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原題:Yellen, Asked on Yen, Says Currency Interventions Should Be Rare(抜粋)
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