2024.09.25

おとなの「ながら」プチトレ#06

階段で|上りながらバランス感覚を養う

監修:中野ジェームズ修一さん

忙しいおとな世代には、すきま時間や何か「しながら」のプチトレーニングを。簡単にできる習慣をご紹介!

足の外側にばかり
体重を乗せていませんか?

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手すりを持つ。左足をひとつ上の段に乗せるときに、かかとは階段の外に、前足部だけが階段に乗るようにする。

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左足を踏み込むとき、足裏の親指の付け根にある丸い膨らみ部分「母趾球(ぼしきゅう)」に体重を乗せることを意識しながら、おしりの筋肉をキュッとしめ、右足のかかとを少し上げる。右足を前に出すときも同様に行いながら階段を上る。

ポイント

通常私たちが歩くとき、足裏の体重移動はかかとの外側にかかり、少しずつ内側に向けて移動し、母趾球から指先に力が抜けていきます。ところが、母趾球に体重がかかる感覚がわからず、うまく体重が乗せられないという人が多くいるのです。その歩き方は、足の外側にばかり重心がかかり、とても疲れます。階段を使って母趾球に体重を乗せる感覚をつかんでください。この感覚がしっかりとからだになじむと、これまでよりもずっと歩きやすく、スムーズに足が動かせるようになるはずです。

歩きやすく、疲れにくい靴
「サクセスウォーク」

歩きやすく、疲れにくい靴「ワコール/サクセスウォーク」

ヒールの高さは3種類、デザインも豊富。ワコール独自の設計で、歩きやすく、疲れにくく、そして美しい靴を追求しています。

ワコール/サクセスウォーク

  • 中野ジェームズ修一 フィジカルトレーナー
    (株)スポーツモチベーション最高技術責任者、アメリカスポーツ医学会認定運動生理学士
    フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。 早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、多くのトップアスリートをはじめ一般の中高年者まで幅広く指導している。『寝たきりにならない体の使い方』(Gakken)、『スキマ★ストレッチ』(ダイヤモンド社)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。
構成/大庭典子
イラスト/石崎伸子
デザイン/日比野まり子

おとなの「ながら」プチトレ~ウォーキング

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