ルーマニア人写真家のボグダン・ギルボーヴェンは下の階に住む女性の部屋のドアの修理を手伝ったとき、彼女の部屋のレイアウトは自分の部屋と完全に一緒なのに見た目も雰囲気も全然違うことに気が付きました。
ギルボーヴェンは、彼が住むブカレストにあるアパートの部屋主たちを写真に撮ることで、人々が自分たちの部屋でどのように自己表現しているのかを写真に写して記録するというアイデアを思いつきました。それぞれの写真は、同じアングルで撮影されています。アパートの部屋のレイアウトは同じですが、見た目は全く異なります。
「セルフポートレートの新しい手法と空間人間学を結びつけたいという思いから、このアイデアは生まれました」と、ギルボーヴェンはBuzzFeedに話しました。写真に撮られた室内装飾の嗜好は様々で、家主の性格や背景を映し出しています。