東に焦らされた。五回1死二塁。4秒か、5秒か。長く球を持たれてから、マクブルームは外角の130キロをファウルにするのが精いっぱい。最後はさらに遅い119キロを待ちきれず、空振り三振。15勝左腕の長所は、制球力と切れだけではない。マウンドでの長持ちと脱力投法。柔軟に全てを駆使して抑えにくる。