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馬連21万超なのに枠連2180円!? 大波乱の小倉競馬「萌黄賞」で珍事…人気薄同士の決着なのに配当が違う理由とは

2021年1月23日 15時37分

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クープドクールを1着に導いた斎藤新

クープドクールを1着に導いた斎藤新

◇23日 「萌黄賞」(3歳1勝クラス・小倉・芝1200メートル)
 17頭立てで行われた「萌黄賞」で珍事が起こった。斎藤鞍上で勝ったクープドクールは単勝14番人気、2着のテセウスは15番人気という人気薄同士の決着だったが、馬連の配当が21万2720円だったことに対して、枠連の配当は2180円。枠連から97・57倍の配当となった。
 珍事の理由は1着馬の5枠に3番人気テーオーメアリー、2着馬の7枠に2番人気モンファボリも入っていたためで、いわゆる“代用品”同士の決着だった。
 JRAで馬連発売が開始された1991年以降、こうした“代用品”の効果で「馬連配当/枠連配当」の値が100倍を超えたのは47回あり、今回の「97・57倍」は歴代50番目。最も最近、この値が100倍を超えていたのは昨年2月22日、小倉12R八代特別で馬連8万9680円に対して枠連790円だった。同種の値の歴代最高値は「281・03倍」。2012年11月17日東京2Rの馬連9万8360円に対し、枠連350円だった。
 なお、この日の同レースの3連単は3着にも9番人気のナリタエールが入り、602万2940円だった。

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