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会場に衝撃…出場騎手同士が会見中に交際宣言 バシュロ「ガールフレンドのパコー」ひと言で空気一変

2022年8月26日 19時55分

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 世界の名手が腕を競う国際騎手招待競走「2022ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」が27日、札幌競馬場で3年ぶりに開催される。2日間の激戦を前に、26日には札幌市内のホテルで外国騎手(ホー騎手を除く)と地方代表騎手による記者会見があり、初の来日で紅一点のコラリー・パコー騎手(23)=フランス=は、今回出場している同じフランス出身のテオ・バシュロ騎手(29)との交際を明かすと、「日本の競馬は自分に合っている」とシリーズ初の女性騎手の優勝へ目を輝かせた。

手を振るコラリー・パコー騎手(右)とテオ・バシュロ騎手


 突然の交際宣言だった。黒の際どいスリットスカート、モデル顔負けのスタイルで登壇したパコーに視線がくぎづけだった会場の空気が、となりにいたバシュロのひとことで一変した。
 「いちばん大事にしているのは」との質問に「家族とガールフレンドのパコー」。その言葉に23歳の美人ジョッキーは笑みを浮かべてなにも語らなかったが、幸せいっぱいであることは確かだった。
 私生活の充実ぶりは伝わってきたが、技術面にも注目だろう。パコーは2018年からフランスのトップステーブル・ルジェ厩舎に所属し、翌19年には女性騎手の年間最多勝記録の72勝にあと1勝と迫る71勝を挙げた。昨年はドイツでも勝利して活躍の場を広げ、「特にスタートが得意。早い展開のレースが好き。日本の競馬は合っている」と初来日でも臆することなく自信をのぞかせた。まさかの交際宣言から決戦の舞台へ―。3年ぶりに開催されるWASJを魅了する存在であることは間違いない。

会見に笑顔で登壇するコラリー・パコー騎手


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