天皇、皇后両陛下が「天皇賞・秋」観戦 勝ったイクイノックス騎乗のルメールが深々と一礼すると拍手で祝福
2023年10月29日 20時19分
天皇、皇后両陛下は29日、東京都府中市の東京競馬場で、「天皇賞・秋」(GⅠ・芝2000メートル)を観戦された。到着すると、両陛下はファンに笑顔で手を振って応えた。
天皇陛下の競馬場での観戦は皇太子時代の2007年、14年の日本ダービーで、皇后さまは初観戦。これに先立ち、場内の競馬博物館を訪れ、競馬法100周年記念特別展「伝統の天皇賞~日本競馬のあゆみとともに~」を見学。レースはスタンドの貴賓室バルコニーで観戦し、両陛下はレース中、双眼鏡をのぞいて、レースを追った。勝ったイクイノックスに騎乗したルメールがスタンド前でヘルメットを取って、両陛下へ深々と一礼すると、拍手で祝福した。山口英彰副理事長は「皇后陛下は、ルメールさんは前の週のGⅠレース(菊花賞のドゥレッツァ)も勝たれましたね、というようなお話をされてました」と様子を話した。
天皇、皇后両陛下は午後5時50分に競馬場を後にした。吉田正義理事長は「天皇陛下からは、大変ありがとうございました、というお言葉を頂き、皇后さまからは、大変楽しい一日で、ありがとうございました、というお言葉を頂きました。大変職員には励みになりますので、職員全員に伝えたいです」と両陛下からのお礼を喜んだ。
(写真は代表撮影)
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