熊沢重文騎手が引退 55歳、通算1051勝、障害は歴代1位257勝【競馬】
2023年10月30日 13時03分
JRAは30日、熊沢重文騎手(55)=栗東・フリー=の引退を発表した。本人から騎手免許取消の申請があり、11月11日付で免許を取り消す。
熊沢は1986年にデビュー。平地と障害両方のレースを乗りこなし、88年にコスモドリームでオークスを制しGⅠ初制覇。91年の有馬記念は15頭立て14番人気のダイユウサクで勝つ大金星を挙げた。障害では2012年のマーベラスカイザーで中山大障害を制し、平地、障害両方でGⅠを制した。
通算成績は1万5222戦1051勝(うち重賞はGⅠ3勝、J・GⅠ1勝を含む33勝)、そのうち障害は1695戦257勝で、勝利数は歴代1位。
また、JRAは11月11日午後4時40分ごろから、京都競馬場のウイナーズサークルで、熊沢の引退式を行うことも発表した。同日より、同競馬場で引退パネルも展示する。
▽熊沢「以前、けがをした頸椎(けいつい)が元通りにくっつかず、複数の病院で検査してもらったところ『普段の生活で転んでも、次は危ない』とのドクターストップを受けて決断しました。なのでトレセンの中の仕事には残りません。今後についてはまだ何も考えていません。長年の応援、ありがとうございました」
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