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北朝鮮監督激怒!、チェ・グモクのシュートがノーゴールに抗議 ウィ・ジョンシムは判定不服で警告【サッカー】

2024年2月28日 19時47分

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◇28日 サッカーパリ五輪女子アジア最終予選第2戦 日本2―1北朝鮮(東京・国立競技場)
 北朝鮮のリ・ユイル監督が激怒した。前半45分にMFチェ・グモクが巧みなヒールシュートを放ったが、なでしこジャパンのGK山下にゴールライン上でかき出された。

北朝鮮のリ・ユイル監督


これに北朝鮮ベンチは総立ちで抗議。リ監督もテクニカルエリアを飛び出して怒声を上げた。その後、FWウィ・ジョンシムは判定を不服として、スローインを拒否し、警告を受けた。
【試合の結果】
 日本が勝てばパリ五輪出場の大一番を制し、2大会連続6度目の五輪出場を決めた。予選を突破しての五輪出場は、銀メダルを獲得した2012年ロンドン五輪以来。
 日本は前半からボールを保持して攻勢に出ていったが、北朝鮮の粘りと速攻の前に互角の展開を強いられた。しかし、前半25分にFKからDF高橋はな(24)=三菱重工浦和=が先制ゴール。同45分にはGK山下杏也加(28)=INAC神戸=がゴールライン上のボールをかきだす好守を見せた。後半31分にはMF藤野あおば(20)=日テレ東京V=がヘディングで2点目を決めて、このリードを守りきった。
 昨年10月の2次予選・ウズベキスタン戦では、昨夏のW杯ベスト4の豪州との対戦を避けるために75分間に及ぶパス回しを決行。賛否が分かれたこともあった。北朝鮮戦はアウェー会場が中立地開催となり、会場の正式決定が試合3日前になる混乱に見舞われ、欧州組の一部は連続して長距離移動をこなした。それでも、女子サッカーの未来を左右するとも言われた予選は、策を巡らせ、勝負どころで気迫と底力を見せた「なでしこジャパン」が最後に笑った。

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