『それSnow Manにやらせて下さい』ゴールデン進出は成功するか?強みと不安の裏事情
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4月28日から、Snow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』がゴールデンタイムに進出する。果たして、その成否はどうなるのだろうか?
「これまで日曜の13時から放送されてきた同番組ですが、世代別の視聴率では、F1(女性20~34歳)=3%強、F2(女性35~49歳)=3%強と、がっちり基盤を作っている。これに2ポイントほど上積みされれば“御の字”です。タイムシフト、つまり録画視聴率も毎週平均0.5%前後。ゴールデンタイムではない時間帯のバラエティでここまで録画の“支持率”があるのも、同番組の強みです」(テレビ業界関係者)
開始当初は心配された視聴率も、根強い支持に支えられているということか。一方で、懸念点もあるという。
「ファン層ではない視聴者にどうアプローチするか。これが、アイドルバラエティが飛躍できるかどうかの分岐点となります。『VS嵐』は嵐がさまざまなゲストチームとオリジナルゲームで体力勝負する企画がウケ、その中で5人のキャラクターが自然と浮き彫りになっていきました。ただ『それスノ』は当面、週替わりの企画を放送するようです。視聴者はこの番組で9人という大所帯のSnow Manをどう見ていけばいいのか、視座が定まらないうちは苦戦するでしょう」(同)
つまり、今後の『それスノ』には看板企画や定番企画が必要になってくるということだが……。
「たとえば『SMAP×SMAP』の『ビストロSMAP』は、アイドルがプロ顔負けの料理を作るというギャップが支持され、料理や試食のシーンで5人それぞれのキャラが自然と浸透していきました。ただ、料理企画をやればいいというわけでもない。過去には、ゴールデンタイムで放送されていた関ジャニ∞の料理バラエティ『ペコジャニ∞!』が1年で打ち切られた例もあります。ちなみに当時、関ジャニ∞には7人のメンバーがいました。人数が多ければ多いほど、フロントにいるメンバーが固定化され、面白いキャラの発掘も遅れるのはアイドル番組の常です。ファンが見終わって『今日も楽しかった』だけで終わらない番組を目指したいものですが……」(同)
なお、『それスノ』ゴールデンタイム初回は、昨年9月13日、夜10時からのプライムタイム1時間スペシャルで好評だった「9人ダンス日本一決定戦」を2時間ぶち抜きで行うという。同放送回の個人視聴率は4.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、他局と互角に戦っていた。
「この企画は、Snow Manの9人と、さまざまな9人編成のチームが本気のダンスバトルを繰り広げるというもの。1時間のときは見応えがありましたが、2時間だと少し冗長になる気もします。また、こうした“感動もの”はSNSでは反響がありますが、意外と数字には直結しにくい傾向もある。しかしながら、今のSnow Manを見せるにはこれがベストだと判断したのでしょう」(同)
果たして、結果はどうなるのだろうか?
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