『VIVANT』で一躍注目の飯沼愛だけじゃない?活躍が続く“最強のバーター女優”とは
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9月17日放送の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)最終回は、文字通り“有終の美”を飾った。79分スペシャルで平均世帯視聴率は番組最高の19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人視聴率は12.9%と、同時間帯でぶっちぎりのトップ。噂されている「続編」に弾みを持たせた。
主演は堺雅人。ほか、阿部寛、役所広司、二宮和也、松坂桃李、二階堂ふみら豪華キャストが集結したが、その中でひときわ注目を浴びたのが、丸菱商事財務部社員・太田梨歩を演じた飯沼愛だ。4話で、誤送金事件の“黒幕”であることが判明。その可憐な見た目とは裏腹に有名ハッカーであることが判明した。
「飯沼は業界随一の大手芸能プロダクション・田辺エージェンシー所属。同社に昨年12月いっぱいまで20年以上在籍していたのが堺。その後彼は独立し、『株式会社テント』を設立。そう、同作で出てきたテロ組織の名称と同じです。堺は巣立ってしまいましたが、今回の飯沼の出演は田辺側が提示してきた“バーター”と見ていいでしょう」(芸能ライター)
飯沼は、TBSの女優発掘・育成オーディション『TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_』で約9000人の中から1位に選ばれ、その後、同局のドラマ『この初恋はフィクションです』で主役を務めている。グラビアでも活躍しているが、今後もTBSドラマへの出演は増えていくだろう。『VIVANT』続編が制作されるとなれば、再び太田が重要な役回りを務めることにもなりそうだ。
また、もう1人“最強のバーター女優”がいるという。
「10月からのNHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演する伊原六花です。彼女はフォスター所属。系列会社のフォスタープラスには、広瀬アリス・すず姉妹が所属しています。伊原は、同じく10月から始まる火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)にも出演予定ですが、同作の主演は広瀬アリス。また、今年1月クールに放送された、広瀬すず主演の火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』にも出ていました。
2021年3月、広瀬すずがテレビ朝日ドラマ初主演、CA役初挑戦となったスペシャルドラマ『エアガール』にも、伊原は同じCA役で登場。さらに遡れば、広瀬すず主演のNHK連続テレビ小説『なつぞら』でも、なつ(広瀬)が勤めるアニメーション会社の先輩・桃代として“朝ドラ初出演”を果たしています」(同)
もともと伊原は、バブリーダンスで一躍有名になった大阪府立登美丘高校ダンス部キャプテン。その名声に乗り、フォスターがスカウトした。
「事務所としては、広瀬姉妹がオファーされるたびに、局にバーター起用をリクエストしているのではないでしょうか。今後、さらなるステップアップのためには、単独でお呼びがかかるような存在にならないといけないのですが……」(同)
いずれにしても、飯沼と伊原の2人のケースを見ても、まずは大手事務所に在籍することが“安泰”への近道なのかもしれない。
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