カープ石原 甲斐キャノンの極意学んだ 合同自主トレで収穫、いざ正妻争いへ
広島の石原貴規捕手(23)が27日、ソフトバンク・甲斐からスローイングの極意を学んだと明かした。8日から24日まで大分県内で合同自主トレし、捕球時の下半身の使い方から腕の振り方など多くの財産を持ち帰った。
「これまでは捕ってから動く…。予備動作はしていたんですけど、捕って右足、左足だった。それを、捕ると同時に右足を着くようなイメージでやっていました」。早く、正確に送球するためにまず、捕球体勢を変えた。
送球時の意識にも変化があった。横振り気味だった腕を縦に振るのは目的は同じながらアプローチを変更。右肘を上げるではなく、まずは左肩を落とすことで右肘が上がるというイメージで腕を振るようにした。「球の質が良くなってきた」。手応えはある。
昨季は14企図中、2度しか刺せず盗塁阻止率は・143に終わった。「しっかりそこの確実性を上げていけるようにしたい」。守備にさらに磨き、正捕手争いを制する。