カープ小園 本拠地CSへ打線引っ張る “絶好調男”みなぎる気合 残り6戦「気持ちです」

 広島・小園海斗内野手(23)が22日、シーズンの残り6戦を“気持ち”で乗り切る考えを明かした。

 マツダスタジアムでの全体練習を終え、いよいよラストスパートへと向かう。その目に力がみなぎった。

 「気持ちです」

 チームの目標である2位死守でのCS本拠地開催へ気合を込めた。

 シーズン序盤は打撃不振に苦しみ2軍暮らし。7月に昇格後は徐々に調子を上げ、9月はついに絶好調モードに入った。今月は71打数27安打の打率・380、猛打賞3度、マルチ安打は7度と得点力不足に苦しむチームにあって、最も頼れる男となっている。

 「最初がダメだったので、取り返すしかないと思ってやっている。その気持ちが一番ある。いろんな経験させてもらってます。なかなか(今までに)ないところで出たり。打順とかもそうですし」

 本職の遊撃以外に二塁や三塁でも出場。打順も4、9番以外すべてで先発した。

 この経験を良かったと思えるためにも残り6戦を全勝で終わりたい。

 「一発勝負みたいなもの。気が抜ける時はない。投手と野手みんなで勝ちにいく。一つになってやっていくしかない」

 絶好調の“9月男”が“気持ち”でチームを引っ張る。

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